米沢市歯科医師会

第75回東北地区歯科医学会

3年ぶりの対面形式開催 山田雄大学術担当理事が発表

演者の山田学術担当理事

演者の山田学術担当理事

 

 

令和4年11月12日(土)、11月13日(日)「宮城県歯科医師会館」5階講堂にて第75回東北地区歯科医学会が行われ、本会から会員13名が参加し、山田雄大学術担当理事が「米沢方式実施後の27年間にわたる米沢市内小、中学生の歯科健診結果の推移」の演題で発表を行いました。

 

 

 

集合写真

参加メンバー集合写真

1995年に学校歯科健診にCO、GOの判定基準が導入され、米沢市歯科医師会は導入当初よりCO、GO保有者にも精密検査と保健指導の受診を勧める「米沢方式」を推進しており、1995年から2021年の27年間にわたる米沢市内小、中学校で学校歯科健診を受けた児童・生徒のべ208391人の年度別対象者数、DMFT指数、DMF者率、G、GO者率の推移を検討しました。その結果1995年から対象者数は年を追うごとに減少し、同時にDMFT指数、DMF者率も減少を認め、う蝕をもつ児童・生徒の急激な減少が認められました。12歳児の一人平均DMF歯数は、1995年から年々減少し、2021年に0.66と学校保健統計調査の0.62とほぼ同様の傾向を示しました。G、GOは経年推移で変動はあるものの、常に一定の割合の保有率があったと報告しました。学会終了後、山田学術担当理事を囲み記念撮影を行い、会場をあとにしました。