米沢市歯科医師会

第36回 歯の供養祭

コロナ収束見えぬ中での供養祭

令和3年8月7日(土)午前8時より「春日山林泉寺」本堂にて歯の供養祭が行われました。ワクチン接種が徐々に進んでいますが、感染収束の兆しはみられることがなく、昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止のため会員のみに限定し行われました。渡部宏一専務理事の進行のもと、鈴木基会長より、「この供養祭は8と9の語呂を合わせて昭和61年8月9日に第1回目を開催しており、今年で36回目と非常に長い歴史があります。8020運動も成果をあげ、半数以上の方が達成していますが、毎年、う蝕、歯周病、矯正、歯牙破折等で多くの歯が抜かれています。その歯を供養し残存している歯が今後も健康であること、また新型コロナウイルス感染拡大の一刻も早い収束を願い供養祭を開催します。」と挨拶がありました。

歯の供養祭

 

続いて菊池道喜住職により読経が行われ、参加した12名の会員がお焼香を行いました。昨年から今年にかけ、コロナ禍での受診控えが増加し、例年より抜去した歯は少なかったと思われますが、過度な受診控えはう蝕の増加や歯周病の悪化など、後年抜去につながる歯が増加すると考えられます。また健康上のリスクを高める可能性もあります。本会としては、歯科医療機関では徹底した感染予防対策を行っていること、口腔内衛生状態の維持管理が重要であることを米沢市民に広く啓発していきます。