米沢市歯科医師会

米沢市多職種連携カンファレンス

一昨年以来の開催

令和5年2月15日(水)午後6時30分より「米沢市医師会館」講堂において米沢市歯科医師会、米沢市医師会、米沢市薬剤師会、ケアマネージャー、訪問看護師を対象に第7回米沢市多職種連携カンファレンスが開催されました。同時にZoomによるハイブリット形式で開催されました。田中雄二地域医療委員会委員長が総合司会を務め、鈴木基米沢市歯科医師会会長より開会の挨拶がありました。続いて佐野隆一米沢市医師会会長より挨拶があり、「多職種連携は今後必須となっています。これまで新型コロナウイルスの影響により多人数で集まることが困難でしたが、本日は久しぶりの対面での開催となり大変うれしいです。本日はよろしくお願いします。」と述べました。

カンファレンスの様子次に横山英一地域医療委員が座長を務めカンファレンスが始まりました。はじめに佐藤洋一米沢市立病院副院長兼地域医療センター長より、米沢市立病院と三友堂病院が融和し同じ敷地内に建ち、2023年11月に両院同時開院、2024年12月にグランドオープンという予定について。また今後の退院時支援や訪問診療について説明がありました。次いで、三友堂病院地域医療部地域医療連携相談室の医療ソーシャルワーカー堀内祐美子氏より「入退院支援の現状と課題」、三友堂リハビリテーションセンター医療福祉相談室の医療ソーシャルワーカー鈴木亜妃子氏より「三友堂リハビリテーションセンターの退院支援について」、舟山病院居宅介護支援センター地域連携相談室主任、社会福祉士の伊藤美緒子氏より「舟山病院における退院時カンファレンスについて」の演題で各院の発表がありました。舟山病院より口腔内や嚥下機能の課題がある患者に対して、本会の協力のもと月2回の歯科回診を実施し、歯科往診調整や嚥下内視鏡検査(VE)の実施、口腔内の改善や経口摂取の評価・対応取得につながっていることも説明がありました。その後パネルディスカッションが行われ各院での現状と課題について活発な質疑応答が行われ、最後に小形文太郎薬剤師会会長の閉会の挨拶で閉会となりました。会場参加者も多く、以前のようなグループワークが出来る日も近いと感じました。