米沢市歯科医師会

米沢市歯科医師会と介護支援専門員との意見交換会

連携、一歩ずつ

令和4年9月6日午後6時30分より「米沢市医師会館」歯科室にて米沢市歯科医師会と介護支援専門員との意見交換会が行われました。本会より鈴木基会長、山﨑宙地域保健担当理事、大峽潤地域保健担当理事、安藤栄吾総務理事、笹生一嘉広報担当理事の5名と介護支援専門員2名が参加しました。

山﨑地域保健担当理事の進行により行われ、鈴木会長より「多職種連携の重要性が高まっていますが、寝たきりの方の口腔ケアは十分とは言えず、本会としては皆さんの協力をいただき、適切な口腔ケアを提供していきたい。本日は忌憚のない意見を伺いたいです。」と挨拶を述べました。

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意見交換会の様子

 

介護支援専門員より、昨年の意見交換会後、1.入所者に歯科受診を促す機会が増えたが、本人、ご家族の口腔内への意識が未だ十分ではなく受診に繫がらない。2.歯科医師からの助言によりケアマネージャーの視点では気づきにくい点を解消した事例があった。3.歯科医院によって対応が異なり、スムーズな受診が困難な事例があった。など意見があった。本会としては、今後も歯科口腔衛生の重要性についてより啓蒙すること。症状が悪化してからでは治療が困難になるため、些細なことでも連絡いただき対応すること。またかかりつけ歯科医が対応できず往診の依頼に困った際は遠慮なく本会に連絡いただきたいと述べました。コロナ禍も3年目、連携を一歩ずつではあるが進めたいです。