米沢市歯科医師会

第37回 歯の供養祭

今年も春日山林泉寺にて開催

令和4年8月6日(土)午前8時より「春日山林泉寺」本堂にて歯の供養祭が行われました。昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止のため会員のみに限定し行われました。渡部宏一専務理事が進行を務め、鈴木基会長より挨拶があり、「歯科疾患によりやむを得ず抜くことになった歯の供養と未だ収束の兆しがみえない新型コロナウイルスの一刻も早い収束を願いたいです。」と述べました。

春日山林泉寺続いて菊池道喜住職により読経が行われ、参加した16名の会員が歯への感謝の気持ちを込めてお焼香を行いました。コロナ禍も3年目ですが、治療途中で受診を控えていた方が急な痛みを訴え来院するケースや、定期健診を控えていた方が歯肉の痛みを訴えて来院するケースなどが増えています。長引く生活習慣の変化が口腔内に与える影響は大きく、口腔内衛生状態の悪化、う蝕、歯周病の増悪がみられます。また、それらによる歯の喪失により身体機能の低下に影響を与えているケースもみられます。今後も口腔内衛生状態を維持・管理することが重要であることを啓蒙していきたいです。