米沢市歯科医師会

令和2年度 米沢市歯科医師会と米沢市との意見交換会

米沢市民の健康のための意見交換

令和3年2月17日(水)午後6時30分より「米沢市役所」3階庁議室において米沢市歯科医師会と米沢市との意見交換会が行われました。例年であれば双方から多くの参加者と、活発な意見交換、懇親の場を持つのですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会より6名、米沢市より7名の計13名の開催となりました。はじめに、中川勝米沢市長より「日頃より市民の口腔管理についてお世話になっており、ありがとうございます。」との挨拶がありました。続いて鈴木基会長より挨拶があり、「コロナ禍において、小中学校での歯磨きは出来ていない状態であり、生活習慣が乱れています。そのため本会では昨年の6月に、小中学校、市民に対して8000部のパンフレットを作製し配布しました。米沢市からは訪問診療や8020表彰など多くの事業に補助して頂き感謝しています。まだ先が見えない状況ですが、本日の意見交換会は、来年度の事業が市民のために充実したものになるよう検討し協力したい。」と述べました。

意見交換会の様子

意見交換会の様子

続いて双方より意見交換が行われ本会より、1.休日診療について厳しい現状であることを説明し、ぜひ米沢市の協力をお願いしたいこと。2.コロナ禍における歯科保健事業、1歳8か月児、3歳児検診や学校健診についての備品の確保や学校での歯磨きの状況、水場の確保などの問題について。3.米沢市健康長寿のまちづくり推進条例の「歯および口腔の健康づくり」の項目において、それぞれのライフステージにおける効果的な歯科疾患の予防、歯科健診の受診の促進、など具体的にどの様なことを行うのか?それに対して本会が市民にどのように啓蒙活動を行っていくかについて話し合いました。米沢市からは前向きな回答があり、有意義な時間となりました。来年度はもっと多くの方が参加し、より活発な意見交換の場となるよう願います。