米沢市歯科医師会

山形県・米沢市合同防災訓練に本会からも参加

身元確認訓練を警察とともに実施

平成28年10月27日(日)午前9時より米沢市総合運動公園において、平成28年度山形県・米沢市合同防災訓練が行われました。この訓練は災害対策基本法第48条、山形県地域防災計画および市町村地域防災計画に基づき住民の生命、身体および財産を災害から保護するため、県と米沢市、防災関係機関及び地域住民が一体となって各種訓練を実施したものです。

災害時における防災活動の円滑化を期するとともに、関係機関相互の協力体制の強化を図り、地域住民の防災に対する理解と防災意識の高揚を図ることを目的として毎年県内を巡回して行われています。

歯科関係からの参加者は本会より林隆一会長ほか5名、形歯(県警察歯科医会)より大江政彦形歯常務理事をはじめ3名、花岡洋一奥羽大学生体構造学講座法歯学教授、大谷真紀秋田大学法医学講座助教、県歯科技工士会より2名、県歯科衛生士会より5名、形歯より二位関仁章事務局主事が参加しました。また、県医師会(県警察協力医会)より2名、県警本部刑事課捜査第一課より5名、米沢警察署より若手警官有志10数名が参加して行われました。

訓練では、米沢市営多目的屋内運動場に設置された体験コーナーにおいて、マネキン人形を用いた身元確認訓練をおこないました。はじめに県警本部刑事課捜査第一課による検視と状況見分と記録記載がなされてから警察協力医による検死、ついで歯科医師によるデンタルチャートの記入、X線撮影と口腔内写真撮影の模擬訓練が行われました。歯科技工士会では、義歯に患者名を刻印した模型の展示、衛生士会では口腔ケア製品の紹介等を行いました。

デンタルチャート記入訓練を行う米歯メンバー

デンタルチャート記入訓練を行う米歯メンバー

 

体験ブースでは一般参加者にも公開して行われた

体験ブースでは一般参加者にも公開して行われた