米沢市歯科医師会

6月4日から10日は「歯と口の健康週間」

鈴木基会長と山田雄大新理事が NCVラジオ生出演!

令和3年6月3日(木)午後12時15分より、米沢市のコミュニティFM放送局「エフエムNCV(83.4MHz)おきたまGO!」に、「歯と口の健康週間」啓発のため本会より鈴木基会長と山田雄大学術担当理事がラジオ生出演しました。パーソナリティの佐藤めぐみさんより、鈴木会長に歯と口の健康週間について質問があり、「正しい知識の普及啓発、適切な歯磨き習慣の定着、歯科疾患の早期発見・早期治療の徹底などを目的に行っています。米沢市歯科医師会は例年この時期に『歯と口の健康相談と無料健診』を行っており、毎年約200名が来場される米沢市歯科医師会の1大イベントとなっています。新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年に続き今年も中止になり非常に残念です。」と述べました。

スタジオでの様子

スタジオでの様子

 

続いて、山田学術理事に、お口の健康はなぜ重要なのか質問があり、「65歳以上を対象とした調査では残っている歯が19本以下の方と20本以上ある方を比較すると、歯が少ない方が要介護状態になる割合が1.2倍、進行した歯周病ではメタボリックシンドロームの発症が1.6倍という報告があります。歯周病は狭心症や心筋梗塞、動脈硬化、糖尿病、骨粗鬆症、早産、低体重児出産、誤嚥性肺炎、認知症などの全身疾患と関連していることがわかってきており、お口の健康は多くの病気を予防することにつながりとても重要です。昨年4月以降、新型コロナウイルス感染を心配し、歯科医院への定期健診などの受診を控える方が多くみられました。お口の中の病気は気がつかないうちに症状が進みます。また腫れや痛みがあっても我慢される方もおられますが、放置すると重症化し、治療も難しくなり長期化する例もあります。歯科医院では十分な感染対策を行っていますので、気になる症状があれば我慢せず安心してかかりつけ歯科医院を受診してほしいです。」と呼びかけました。コロナ渦において、お口の健康意識は今までになく高まっており、市民のために情報を発信していきたいです。