米沢市歯科医師会

令和2年度米沢市学校保健研究発表会

置賜総合文化センターにて開催

令和3年2月18日(木)午後3時より「置賜総合文化センター」ホールにおいて令和2年度米沢市学校保健研究発表会が開催されました。発表に先立ち米沢市学校保健功労者表彰があり、米沢市歯科医師会から笹生一嘉君が表彰されました。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、米沢市よい歯の学校表彰は行われませんでした。個人表彰は小学生720名中483名(男240名女243名)で67%、中学生682名中401名(男217名女184名)で59%、合計884名(男457名女427名)が受賞しました。鈴木基会長より各学校を代表して小中学校長会会長に表彰状が手渡されました。

鈴木会長挨拶

鈴木会長による挨拶

 

その後鈴木会長より、「本会としてはむし歯を減らすのではなく、むし歯のない子を育てる努力が必要と考えています。個人々々への指導が必要であり学校の皆様の協力が必要と考えています。」と挨拶がありました。次に、養護教諭部会から米沢東高校の竹田洋子先生より「本校生徒の精神課題とコロナ禍における対応」という演題で研究発表がありました。続いて、米沢市医師会の石橋正道先生より「新型コロナウイルス(COVID-19)について」という演題で講演が行われました。重症化のメカニズム、臨床経過とリスク、検査、診断、治療薬、退院基準などについて話されました。主な感染経路は、やはり飛沫感染が多く、エアロゾル感染、接触感染が考えられ、病原体の出入り口は粘膜であるため、予防法は、正しいマスク装着と3密回避、アルコールによる消毒、手洗いと説明しました。また米沢市におけるワクチン接種時期、ワクチン接種後の副反応について述べ、副反応については十分な対策をして行うので安心して欲しいという言葉で講演会を締めました。出席者一同、感染予防の重要性を再認識しました。

石橋先生による講演

石橋先生による講演