米沢市歯科医師会

第5回米沢市多職種連携カンファレンス

多職種での連携を深めるために

令和2年2月7日(金)午後6時30分より、「米沢市すこやかセンター」2階大会議室にて第5回米沢市多職種連携カンファレンスが開催されました。参加対象は米沢市歯科医師会、米沢市医師会、米沢市薬剤師会、ケアマネージャー、訪問看護師。

本会の鈴木基会長の挨拶で開会。続いて小林正義米沢市医師会会長の挨拶がなされました。赤尾眞米沢市薬剤師会理事により「お薬手帳とCKDシールの取り扱いについて」の演題で講演がなされました。お薬手帳は使用している薬の名前や使い方などに関する情報が記録されているため、保険証と一緒に持ち歩いて欲しいものであること、CKD(慢性腎臓病)シールは腎臓の働きが弱いことを示すため、貼ってあることを伝えれば、腎臓に注意してお薬を処方・確認ができ、医療安全に役立つと述べられました。

多職種による話し合い 

多職種による話し合い

次に長沼勇作米沢市介護支援専門員連絡協議会会長の司会によりグループワークが行われました。12のグループに分かれ2つの在宅医療事例について基本情報を基に、抱えている問題点や、支援内容、リスクマネジメントについて話し合い、数グループが検討した内容を発表しました。近年では口腔機能の低下は、認知や全身疾患、生活機能と密接に関連していることが示され、在宅医療においても歯科医療の重要性が今後も増すと考えられます。本会から12名の会員が参加しましたが、多職種連携を深めるための課題が多く残されており、本会一丸となって取り組むことが求められていると感じました。最後に山本修平米沢市薬剤師会会長の挨拶で閉会しました。