米沢市歯科医師会

第23回おくちのさわやか週間市民講演会&HAPPY COME COME 8020達成者表彰式

米沢市立病院歯科口腔外科の山ノ内秀之君が講演

令和元年11月9日土曜日午後2時30分より、置賜総合文化センターホールにて、第23回おくちのさわやか週間市民講演会&HAPPY COME COME 8020達成者表彰式が開催されました。村山敏明地域保健担当理事の司会により渡部宏一専務理事の開会の辞で始まりました。。鈴木基会長より挨拶があり「第1回8020達成者は県内14名であったが、今回は県内661名、米沢市では優秀1名、優良68名と計69名の方が表彰された。厚生労働省と日本歯科医師会が8020運動を開始して28年目の平成28年には達成者が50%を超えた。今後さらに達成者を増やしていくこと歯科医療界の役目として大事である。自分の歯、口で食べられることは豊かな生活を支えるのに非常に重要で、食べることは生きることとも言われている。米沢市でも、中川勝米沢市長のもと健康長寿日本一を目指し様々な取り組みを米沢市歯科医師会と連携して活動しており、本会としても手助けできればと思う。さらに今年4月からは米沢市立病院に歯科口腔外科が開設された。歯科口腔外科は市民のみなさんに馴染みがないかもしれないが、専門医である歯科医師が米沢におられることは本会としても大変心強く、講演会では歯科口腔外科の山ノ内秀之先生からお話があるので、是非最後までご聴講下さい」と述べた。

その後表彰式に参加頂いた20名の方へ伝達表彰式が行われ鈴木基会長より表彰状が授与されました。受賞者代表の方に歯を長く維持するための秘訣を伺うと「歯科医院に行くことを億劫がらずに歯医者さんと仲良くなることですね」との言葉を頂きました。また今年度は「歯と口の健康に関する図画・ポスター・標語コンクール」 に米沢市からの応募者(受賞者)はありませんでした。

 

1O0A0121

8020達成者表彰式記念撮影

 

続いて、米沢市立病院歯科口腔外科の山ノ内秀之君より、「病院歯科・口腔外科の役割~米沢市立病院歯科口腔外科での活動について~」という演題で市民講演会が行われました。病院歯科の現状、米沢市立病院での歯科口腔外科の紹介、一般歯科と口腔外科との違いや口腔外科疾患について説明がありました。日常生活で遭遇する頻度は低いが、顎顔面の骨折、顎関節症、感染症などはADLを著しく低下させるため、米沢市立病院に専門医のいる歯科口腔外科が出来たことは市民にとっても本会にとっても非常に意義があります。安心安全に生活していくために公的医療機関の存在は非常に大きく、今後、米沢市立病院歯科口腔外科の益々の活躍が期待され、本会としても十分な連携がとれるよう様々な取り組みが必要と感じました。

講師の山ノ内秀之君

講師の山ノ内秀之君