米沢市歯科医師会

第33回 置賜地区歯科医師連合会 講演会 総会開催

令和元年6月20日(木)午後3時より、長井市タスパークホテルにおいて、第33回置賜地区歯科医師連合会学術講演会・総会が開催されました。会に先立ち、学術講演会が行われ山形県立中央病院歯科口腔外科・濱本宜興先生をお招きし、「有病者歯科医療―最近の話題―」「埋伏歯の活用―開窓・移植・自然萌出―」という演題で講演が行われました。

 

講師の濱本宜興先生

講師の濱本宜興先生

 

山形県立中央病院歯科口腔外科では、医科歯科の連携が進み周術期の患者さんが増加傾向であることから歯科医師・歯科衛生士を増員し周術期の強化に取り組んでいる事、また主病診療科、歯科口腔外科、かかりつけ歯科医院の連携の必要性を説明されました。埋伏歯の活用においては、浅部・深部に埋伏している場合の処置方法を説明し、特に開窓し牽引が必要な場合は矯正歯科医との連携が重要である事、歯根の完成度によって萌出速度が違ってくるなど濱本宜興先生が経験した症例を通してお話いただきました。その後会員から多数の質問があり、充実した講演会となりました。講演会終了後、置賜地区歯科医師連合会総会が開催され、事業報告、収支決算、事業計画、予算について承認されました。

 

講演会・質疑の様子

講演会・質疑の様子