令和　初の月例会　

～講演会と各種報告～

令和元年6月14日（金）午後7時より米沢医師会館講堂にて月例会に先立ち満田隆之医療管理理事の進行で、米沢市立病院地域連携室長補佐の平山由紀子氏から米沢市立病院歯科口腔外科への電話・Faxによる外来診療予約の流れについて説明がありました。原則紹介患者のみ受け入れており予約優先ということです。

続いて米沢市立病院歯科口腔外科長山ノ内秀之先生により「米沢市立病院歯科口腔外科での診療内容と今後の展望」という演題で講演が行われました。現状において受け入れ可能なのは一般歯科治療（有病者）や、粘膜疾患、局所麻酔下における外来小手術、急性炎症等であること、口唇口蓋裂・顎変形症・悪性腫瘍は今後も対応不可で山形大学もしくは置賜総合病院への紹介となるということでした。

また「介護保険請求マニュアルの解説」と題して安藤栄吾総務理事より講演が行われ、介護支援専門員との密な連携が必要とのことでした。

これらの２つの講演には会員も大変興味深く多くの質疑がなされました。

 

その後月例会が行われ、鈴木基会長が挨拶し、介護支援専門員との交流の件や、市民健康セミナーの件、今まで米沢市歯科医師会として協力していたNSTが昨年度で終了したこと、認知症への各業種での連携が必要なこと、今後の休日当番のあり方などについて報告がありました。

 

続いて渡部宏一専務理事より前回月例会以降に開催された事業報告があり、県の理事会において三條祐介先生が正会員、熊野仁也先生が準会員に承認されたこと、令和初の定時総会が行われたこと、介護支援専門員との交流会が行われたこと、歯と口の無料相談と健診が例年通り問題なく行われたこと、鶴岡地区歯科医師会との交流会が行われ来年は鶴岡で行う予定であること、今年度の役員が決定されたことについて報告がありました。

 

続いて遠藤浩副会長より形歯代議員会の報告、中川隆伸厚生担当理事より8月に予定している納涼会の案内の件、大峡潤学術担当理事より昨年度行われた米歯学術講演会に講演して頂いた関崎和夫先生のご厚意により頂いたDVDを見たい方はご連絡願いますと報告がありました。非常に活気のある月例会となりました。