米沢市歯科医師会

山形大学主催口腔ケア歯科医師養成コース・がん口腔ケア歯科衛生士養成コース

平成30年11月8日(木)午後6時30分より米沢市医師会館歯科室において口腔ケア歯科医師養成コース・がん口腔ケア歯科衛生士養成コースが始まりました。初回の講師は、山形大学医学部歯科口腔・形成外科学講座の飯野光喜主任教授。

山形大学の飯野光喜教授によるセミナー

山形大学の飯野光喜教授によるセミナー

このコースは、文科省「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」採択事業で、東北次世代養成プランを達成するためのインテンシブコースであり、がん治療に関する基礎的知識を持ち、がん治療主治医と充分な連携を構築し、がん患者に対して充分な口腔ケアや口腔衛生指導、歯科治療を行うことができる開業歯科医師、歯科衛生士を養成するのを目的としています。このコースは、平成25年より県内各地で行われています。今年度は米沢市で行われ、口腔ケア歯科医師養成コースには、開業歯科医師3名、がん口腔ケア歯科衛生士養成コースには、歯科衛生士2名(1名は、米沢市立病院歯科勤務)が参加しています。教育内容は、毎月行われる講義や、eラーニング、病院実習も計画されています。11月8日は、「がん治療の基礎(総論)」、11月22日は、「口腔ケア総論」についての講義が行われました。

今年の4月より、米沢市立病院では、歯科が開設されました。今後、周術期等における病診連携が増えると予想されます。今回のコースを通じて、スムーズに連携が行えるようにしっかり勉強したいと思います。