米沢市歯科医師会

東北地区歯科医学会 今年は仙台で開催

山田雄大君と安藤栄吾君が演題発表

平成28年11月5~6日(土・日)宮城県歯科医師会館講堂において、第69回東北地区歯科医学会が開催され、本会から14名の会員が参加しました。

参加した米歯会員の集合写真

参加した米歯会員の集合写真

山田雄大君は“米沢方式を活用した児童・生徒のCO・GOの実態調査”という演題で発表を行いました。平成7年~27年まで米沢市立の小・中学校に在学しCO・GOの保有者で“受診のすすめ”を持って6月中に歯科医院を受診した児童・生徒の実態調査を報告しました。学校健診後のCO精密検査結果では、60%弱がCOと判定され経過観察に、健全歯へは20%弱、う蝕歯経験歯へは25%前後が移行していると報告。一方、GOの精査では、60%前後保有すると判断され、健全歯肉へ10%前後、Gへは30%弱が移行していた、と報告しました。

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次いで安藤栄吾君が“米沢市歯科医師会の医療連携の取り組み”と題して、平成27年度に本会が山形県在宅医療推進事業、山形県医療連携強化事業等に参加しておこなった活動の報告をおこないました。歯科以外の職種や市民、歯科衛生士を対象にした口腔ケア研修会の開催、本会会員による介護施設等での講話の実施、介護認定申請者を対象に在宅歯科診療についてのアンケートの実施や訪問歯科診療を推進するパンフレットの配布、本会の代表者による先進地の視察等について発表し、有用な医療連携を構築する礎になった、と述べました。

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また、山形県歯科医師会学術常任委員会・大類晋委員の “山形県内における歯科技工士の現状に関するアンケート調査 第二報” の演題発表に鈴木基副会長と大峽潤委員が共同演者として立ち会ったほか、鈴木基副会長が山形県歯科医師会常務理事として一般講演6題の座長を務めました。

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