米沢市歯科医師会

月例会 米沢市職員平氏による “認知症サポーター養成講座” も開催

講師紹介をおこなう松岡地域保健担当理事

講師紹介をおこなう松岡地域保健担当理事

各種報告の後、米沢市高齢福祉課地域包括支援係の平真一氏による“米沢市認知症サポーター養成講座”が開催されました。認知症は誰にでも起こりうる脳の病気で85歳以上では4人に1人にその症状があるといわれています。認知症予防には「運動」「栄養」「休養」のこの3つが大切とのこと。違和感があれば理解が出来る時点で受診することにより、生活上の障害は軽減できるそうです。早期発見・早期受診・診断・早期治療が非常に重要であるとのことでした。講話の後半では、認知症予防効果のある手先を使った運動を体験。その後、DVDで認知症患者に対しての正しい対応・望ましくない対応事例を視聴しました。超高齢化社会の現代においては歯科医院も認知症の方が来院されます。今後、望ましい対応をはかっていかなければと会員一同関心を寄せ聞き入っていました。認知症についての正しい知識をもち”尊厳ある暮らし”を守るために、我々歯科医師も認知症患者をしっかりとサポートしていきたいと感じました。

講師をつとめる米沢市の平真一氏

講師をつとめる米沢市の平真一氏